お薬の服用をもっと楽に。そして確実に。

高齢になってくると、お薬を沢山のんでいらっしゃる親御さんも多いのでは?
血圧の薬。腎臓の薬。胃の薬。
しかもAという薬は朝夕のむのに、Bは寝る前。先月は2錠だったのに、1錠だったり。次の月はまた違っていたり…。
絶対に毎日のまなくてはいけないお薬だったりすると、「うっかり忘れた」は致命的になりかねません。

「老齢で独居の親が、きちんとお薬を飲んでいないようだ」
「親は間違って飲んでいるかもしれない」
そんな悩み、不安を持っておられるかたも多いのでは無いでしょうか。

そんなとき、調剤薬局でお薬を貰うとき「一包化してください」と言いましょう。
そこでコツなのが、
「日にち」「名前」「飲み方」を書いてください
ということ。

日付が入っていると「今日飲んだのかどうか」がはっきりします。 名前が入っていると「これは妻のではなく、私の薬なのだな」とはっきりします。認知症のかただと「これ、誰の薬なの?」と、薬を処方されたことをわすれてしまうこともあるので、名前が書いてあると安心です。

     
  • 一包化してもらう
  • 一つ一つの袋に「名前を印字」してもらう。
  • 一つ一つの袋に「飲み方(朝、など)を印字」してもらう。
  • 一つ一つの袋に「日付を印字」してもらう。

近距離で介護されているかたであれば、実家に行ったとき、一包化されたお薬を日付通りにカレンダーに全て貼り付けていってもいいかもしれません。
また、確実に服用したかどうかを確認する方法として、飲んだ袋(日付が書いてありますよね)を回収するという方法も良いかと思います。

     
  • 一包化された袋を、カレンダーに貼り付ける。
  • 飲んだ袋を回収して、確実に飲んだかどうかをチェック。

遠距離で介護されているかたであれば、iPad miniのカメラ機能を使うのも手かもしれません。
飲んだお薬を毎日カメラで撮ってもらうのです。送られてきた写真をチェックして「あぁ飲んだんだなぁ」と安心出来ますよね。